大阪日日新聞 中小企業トピックス 【2006年6月5日掲載】
株式会社ザ・プレス大阪が発行する、大阪の地元紙
紙面より抜粋
大阪市北区天神橋の記念品の専門店「エヌエス」(赤尾江里子社長)は去年の七月から、
ウエディング用と誕生日用の二種のオリジナル「ミニ鏡開き」を販売。
どちらも直径18センチ、高さ17.5センチ、0.9リットル入りの菰(こも)だる。
ふたはマグネット式で、付属の木づちでたたくと三等分に割れる。
くっつけてセットすれば再びたたき割れ、繰り返し使用できる。
中のおけは取り外して洗うことも可能だ。
たるに「Happy Wedding」の文字が入ったウエディング用は、大手ホテルの和式の結婚披露宴などで採用されている。
各テーブルに「ミニ鏡開き」を置き、新郎新婦が割って回り、キャンドルサービスの代わりとしている。
「おたんじょうびおめでとう」の文字が入った誕生日用は、自宅や幼稚園などで開く誕生会で、お酒の代わりにお菓子などを詰めて子供に割ってもらう。
「子供たちに和の文化を親しんでもらいたい」(赤尾社長)という思いも込められている。(斎藤架奈枝記者)