東京都世田谷区にある柔道の私塾「財団法人 日本柔道育英学会 講道学舎」様の
講道学舎杯争奪少年柔道大会を取材させていただきました。
財団法人 日本柔道育英学会 講道学舎
講道学舎杯争奪少年柔道大会は今年で第2回の大会です。
目的 | 本大会は、柔道を通じて青少年の健全育成並びに、参加者相互の親睦を図る事を目的に開催します。 |
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日時 | 2008年12月23日(火・祝)天皇誕生日 9:30開会 15:00閉会 |
会場 | 講道学舎柔道場 |
本大会は2007年に亡くなられた創設者、横地治男先生を追悼する大会として昨年から始まりました。
北は青森、南は福岡より全国の町道場、スポーツ少年団から小学3~5年生24チームの元気な子ども達の参加により開催されました。
チームは小学3~5年生の選手で編成され、学年に関係なく体重順です。
元気いっぱいの子ども達がたくさん。女の子もいました。
本日の大会審判は、講道学舎の塾生さんです。
黒帯を締めとっても頼もしいです。
開会式
開会式が行われ、
実行委員長の持田治也会長の挨拶です。
昨年の優勝チーム「朝飛道場」の選手による
優勝カップの返還と
財団法人日本柔道育英学会
会長の中山美恵子さんの前で選手宣誓。
模範演武
講道学舎OBの泉浩選手・古賀元博選手による模範演武
「技の披露及び説明」
泉浩選手・古賀元博選手の迫力ある技の披露に
子ども達も真剣です。
大会へのモチベーションが上っていきます。
試合
予選リーグが行なわれ、昼食休憩を挟んで
予選リーグ順位別の決勝トーナメント、決勝戦が行われました。
1位トーナメント(予選リーグ1位)
2位トーナメント(予選リーグ2位)
3位トーナメント(予選リーグ3位)
柔道は「礼に始まり礼に終わる」という精神の鍛錬に重きを置いたスポーツ。
相手への敬意を表すために心を込めて礼をします。
見ているこちらも心が引き締まります。
試合はみんな一生懸命で負けて泣いてしまう子もいましたが
これまでがんばってきた自分に対してのくやし涙。
がんばる子ども達の姿は実に美しく感動でした。
試合結果
1位トーナメント優勝は昨年に引き続き「朝飛道場」でした。
ほんとうに強いチームです!
講評は古賀稔彦さん。
柔道で強くなりたい人は
だれにでも親切にやさしくする気持ちをわすれないこと。
周りの人たちへの感謝の気持ちをわすれないこと。
周りの人々に助けられながら柔道が出来ていることを
子ども達にわかりやすくお話してくださいました。
試合結果は次の通りです。
1位トーナメント
優勝:朝飛道場(神奈川)
準優勝:松前柔道塾(東京)
三位:力善柔道クラブ(茨城)・春日道場クラブ(東京)
2位トーナメント
優勝:吉田道場青葉台柔道クラブ(神奈川)
準優勝:富士市柔道会(静岡)
三位:下妻優心塾(茨城)・吉田道場川崎柔道クラブ(神奈川)
3位トーナメント
優勝:一心館菅谷道場(茨城)
準優勝:三郷少年柔道クラブ(埼玉)
三位:大間誠心館(青森)柔友館用賀柔道クラブ(東京)
○最優秀選手賞
賀持貴道(朝飛道場)
○優秀選手
米山魅斗(朝飛道場)
冨田若葉(松前柔道塾)
大賀興一(力善柔道クラブ)
馬場雅之(春日柔道クラブ)
表彰式並びに開会式
最後に表彰式並びに開会式が行われました。
それぞれのチームに優勝カップ、楯の授与がありました。
1位トーナメント優勝の「朝飛道場」には、
かかえきれないほどのでっかい優勝カップ!!
この優勝カップはエヌエスで特注で作っていただきました。
なんと、78cmもあります。
講道学舎さんのロゴ
講マークも刻まれてとてもかっこいい仕上がりです。
子ども達は大きなカップに驚きと
喜びでいっぱいでした。
他のたくさんのカップもご注文いただき
ありがとうございました。
子ども達の喜んでいる笑顔を見ることが出来て
こちらも心があたたかくなれました。
大会で使ってくださっている様子を実際に見ることが出来て、
感謝いたします。
特注の大きなカップを持った子ども達の誇らしげな顔、とてもすてきでした。
次へのがんばる元になりますね。
そして、今回は負けてしまった子ども達も次はあの大きなカップを目指すぞ!という思いをもって
また1年間練習に励んでくださるといいですね。
講道学舎のみなさま、ありがとうございました。
取材:エヌエス株式会社 菅原明美
財団法人 日本柔道育英学会 講道学舎
東京都世田谷区にある柔道の私塾です。
講道学舎は「日本人の心を守る」という理念に基づいて設立され、1975年(昭和50年)に創立されました。
心身の力を最も有効に使用する道、精力善用、自他共栄を図る道である
「柔道」の鍛錬を通じて真に為すある国家有為の人材を育成する事を目的に活動しております。
独自の中・高一貫指導による全寮制の形態をとり、通学しながら「心」と「技」を磨く寄宿生活を行っておられます。
6年間を通して、柔道の鍛錬のみならず、勉学、礼儀作法、清掃に及ぶまで幅広い全人教育を通し、
塾生ひとりひとりに自己開発の力が涌き出てくる。――これが講道学舎の方針です。
多くのオリンピックメダリストや世界柔道選手権優勝者を輩出されています。
古賀稔彦さん |
1992年 バルセロナオリンピック 金メダル(71kg級) 1996年 アトランタオリンピック 銀メダル(78kg級) |
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吉田秀彦さん | 1992年バルセロナオリンピック金メダル(78kg級) |
瀧本誠さん | 2000年シドニーオリンピック 金メダル(81kg級) |
泉 浩さん |
2004年アテネオリンピック 銀メダル(90kg級) 2005年カイロ世界柔道選手権大会 金メダル (90kg級) |