こちらでは文字やロゴを彫刻する加工方法である
【2D加工】
についてご説明します。
Q1:2D加工って何ですか?
簡単に言えば、
「特殊なレーザー光線で、表面ではなくガラスの内部に彫刻をする加工」です。
結果として「表面は傷つけないで、文字が彫刻できる」事になり
文字やロゴなどが内部に浮かんでるように見え、大変綺麗な仕上がりになります。
Q2:2D加工のメリットはなんですか?
2D加工のメリットは次のようになります。
①版代・加工代がかからない。
サンドブラスト・シルク印刷などの方法だと、デザイン事に版代(¥10000~)や加工代(印刷代)が
発生する商品が多いので、少ない本数ですと、高額になってしまったり
受賞者の名前差し替えがあると高額の版代が発生する事がありました。
その点、2D加工だとそういう心配は一切なく商品代金だけで
作成していただけます。(別途データ作成料がかかる事もあります)
②写真などの画像データの彫刻が可能。
従来の加工方法ですと、イラストレータのアウトライン化したデータでしか
彫刻はできませんでした。
その点、2D加工ですと画像データでも加工が可能です。
(ただし荒いデータだとその荒さのまま彫刻されてしまいます)
Q2:2D加工はカラーで彫刻はできないのですか?
印刷ではないのでカラーで彫刻はできません。
上の写真のように、白色の濃淡でロゴや写真を表現します。
濃淡の具合は工場の加工担当がプロの技で調整してくれます。
Q3:2D加工のデメリットはありますか?
デメリットは下記のようになります。
①他の加工方法に比べて加工範囲が狭い
端のギリギリまでの加工はできません。端から3~5mm程度空ける必要があります。
②見る角度によっては彫刻部分が薄く見える
印刷や表面への彫刻と違い、内部をレーザーで彫刻する特殊な加工ですので
光の当たる角度により彫刻の濃さが変化します。